長岡京大蔵跡出土 鬼瓦
「むこうしの文化遺産」27 長岡京大蔵跡出土 鬼瓦
資料名(ヨミ) | 「ムコウシノブンカイサン」27 ナガオカキョウオオクラアトシュツド オニガワラ |
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解説 | 向日市指定文化財 向日市所蔵 高さ29.2㎝・最大幅30.7㎝・厚さ5.1㎝ 長岡京期 眉間に直径2.9㎝×1.4㎝の四角い釘穴がある。出土したのは寺戸町辰巳にある西山高等学校の体育館建設に先立つ発掘現場で、長岡宮域の北辺に位置した役所の大蔵に相当する地点。調査では大形の建物と石組みの溝の遺構が発見され、古代都城における蔵の構造が確認された。鬼瓦は建物近くの穴から出土した平城宮式の鬼瓦で、天平勝宝年間(8世紀中頃)のものと考えられている。これまで長岡宮跡では、南都七大寺系の系譜をひく鬼瓦は数点発見されているが、平城宮式はこの1点のみ。平城宮で使用されていたものが、遷都とともに運び込まれたものとみられている。 (向日市文化資料館開館25周年記念特別展「むこうしの文化遺産―みぢかな歴史のモノがたり」図録より) ※平成21年(2009)10月31日発行 |
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○『向日市史』(上巻、下巻、史料編)PDFデータ
○国際シンポジウム「20世紀の和紙 ー寿岳文章 人と仕事ー」(令和3年10月16日開催)記録映像
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