京都所司代板倉勝重奉書

「むこうしの文化遺産」15-5 京都所司代板倉勝重奉書

資料名(ヨミ)「ムコウシノブンカイサン」15-5 キョウトショシダイイタクラカツシゲホウショ
解説鶏冠井(かいで) 南北真経寺共有 
紙本墨書(しほんぼくしょ) 折紙・掛幅装 縦35.2㎝・横52.7㎝ 慶長10年(1605)9月26日付
 
 京都所司代板倉勝重から鶏冠井村真経寺・立慶庵に宛てて、毎年出してきた竹11束の課役を免除することを通達したもの。同様の上竹免許状は桂川右岸の西岡の村々に残る。江戸時代を通して、西岡の寺院にとって由緒を示す最も古く大切な書物となる場合も多く、真経寺でもその意味で御霊宝惣箱のなかに収めるようになったのかもしれない。折紙の古文書であったものを、明治21年(1888)に表装された。

(向日市文化資料館開館25周年記念特別展「むこうしの文化遺産―みぢかな歴史のモノがたり」図録より)
※平成21年(2009)10月31日発行

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