御霊宝お送り・お迎え行事

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「むこうしの文化遺産」15-7 御霊宝お送り・お迎え行事

資料名(ヨミ)「ムコウシノブンカイサン」15-7 ゴレイホウオオクリ・オムカエギョウジ
解説参考 御霊宝お送り・お迎え行事 平成6年(1994)4月13日撮影
 
 両寺の間で御霊宝を受け渡しする時の行事の様子。これまで預かってきた南真経寺の南門を、住職の先導で総代の肩に担がれ御霊宝惣箱が運び出される。到着を待つ北真経寺の本堂では、尼講が団扇太鼓で迎える。総代が惣箱を開けてなかを点検、曼荼羅と画像2幅を本尊の前にかけて法会を行う。再び惣箱のなかへ収め鍵をかけ、両寺の住職・総代の印鑑で封印をし、次の交替まで今度は北真経寺で預かる。封印は厳重で、何があっても両真経寺の住職・総代が揃わなければ惣箱を開けられないきまりになっている。

(向日市文化資料館開館25周年記念特別展「むこうしの文化遺産―みぢかな歴史のモノがたり」図録より)
※平成21年(2009)10月31日発行

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