片岡 球子

作者名（ヨミ）かたおか たまこ
作者名（英語）KATAOKA Tamako
生年（西暦）1905
没年（西暦）2008

略歴・解説

北海道札幌区（現・札幌市）の醸造業を営む家に生まれる。1923（大正12）年に画家を志して上京し、女子美術学校（現・女子美術大学）日本画科に入学する。卒業後は小学校教諭として働きながら制作活動に励み、1930（昭和５）年に再興第17回日本美術院展にて初入選。以後、同展を中心に作品を発表した。1946年、安田靫彦に入門。1952年の再興第37回院展にて日本美術院賞・大観賞を受賞した後、教職を辞して画業に専念する。1965年に女子美術大学、翌年には愛知県立芸術大学の教授に就任。北海道の羊蹄山からスタートした火山を題材とする山の連作、武将や浮世絵師など歴史上の人物の内面性に迫った「面構」シリーズに取り組み、鮮烈な色彩と大胆な造形により、個性豊かでエネルギー溢れる画風を展開した。
1967年サンパウロ・ビエンナーレ展に日本代表として出品。 1982年日本芸術院会員。 1986年文化功労者。 1989年文化勲章受章。

この作者の資料一覧［全3件］

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  • 富士

    富士
    タイトル（よみ）：ふじ
    タイトル（英語）：Mount Fuji
    作者：片岡 球子
    制作年：2002（平成14）年
    サイズ：115.8×71.7cm

  • 面構十三人衆内 国芳（歌川）

    面構十三人衆内 国芳（歌川）
    タイトル（よみ）：つらがまえじゅうさんにんしゅうのうち くによし（うたがわ）
    タイトル（英語）：Features of 13 Historical Persons; Kuniyoshi UTAGAWA
    作者：片岡 球子
    制作年：1978（昭和58）年
    サイズ：71.4×51.5cm

  • 花

    花
    タイトル（よみ）：はな
    タイトル（英語）：Flowers
    作者：片岡 球子
    制作年：不詳（昭和３０～４０年代と推定）
    サイズ：74.2×51.5cm
【 凡 例 】
本データベースは、公益財団法人似鳥文化財団が運営する小樽芸術村の収蔵作品の一部を公開するものです。
公開データは随時拡充いたします。
 
■データについて
作品サイズは［H＝高さ（縦）×W＝幅（横）×D＝奥行き］の順に記載する。

■作品解説の執筆者について
末尾にイニシャルが記されていない解説文は、当館学芸員が執筆した。
末尾にイニシャルが記されている解説文の執筆者は、以下の通りである。
新明英仁（H.S）、苫名真（M.T）、志田政人（M.S）、蝦名未来（M.E）
 
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