花
タイトル | 花 |
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タイトル(よみ) | はな |
タイトル(英語) | Flowers |
作者 | 片岡 球子 |
作者(よみ) | かたおか たまこ |
作者(英語) | KATAOKA Tamako |
制作年 | 不詳(昭和30~40年代と推定) |
サイズ | 74.2×51.5cm |
解説 | 球子は歴史人物、富士などの山岳風景、舞楽などの作品で知られるが、これは時折描かれた花を題材とした作品である。花瓶に挿した白い花菖蒲が印象的で、あわせて紫陽花(あじさい)、桔梗(ききょう)などが勢いよくのびのびと描かれる。色彩は地味であるが、それは作者が敢えて選択した色調だろう。球子は独特の形態感覚を持っていたため、若いころはなかなか芽が出なかった。だが、前衛絵画なども研究しながら色彩豊かで装飾的な作風を切り開き、昭和30年前後から一気にその個性を羽ばたかせた。ここで作者がとらえたのは、月並みな鑑賞のための花々の美ではなく、花のもつ生命力それ自体である。(H.S) |
【 凡 例 】
本データベースは、公益財団法人似鳥文化財団が運営する小樽芸術村の収蔵作品の一部を公開するものです。
公開データは随時拡充いたします。
■データについて
作品サイズは[H=高さ(縦)×W=幅(横)×D=奥行き]の順に記載する。
■作品解説の執筆者について
末尾にイニシャルが記されていない解説文は、当館学芸員が執筆した。
末尾にイニシャルが記されている解説文の執筆者は、以下の通りである。
新明英仁(H.S)、苫名真(M.T)、志田政人(M.S)、蝦名未来(M.E)
■利用について
本データベース上のテキスト及び画像の無断転用・転載・加工等の行為を固く禁ずる。
©Copyright The Nitori Culture Foundation.All rights reserved.
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