翁久允

人物名(ヨミ)オキナ キュウイン
生年月日(西暦)1888/02/08
没年月日(西暦)1973/02/14

略歴・解説

翁久允(1888~1973)は、現在の富山県立山町出身の小説家・ジャーナリストです。1907年、19歳でアメリカへ渡り、邦字新聞に小説を発表して「移民地文芸」を提唱、ワシントン会議を取材するなど新聞記者としても活躍。帰国して『週刊朝日』の編集に携わり、作家としても小説や随筆を発表、多くの文壇人と交流しました。1936年、富山で郷土文化誌『高志人』を創刊、生涯を通じて刊行を続けました。戦後は三尊道運動を興して心の平和を呼びかけ、また曼陀羅画帖を描いた基金で高志奨学財団を設立し、未来を担う若い人への支援に尽力しました。

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