青山悟

作家名(よみ)あおやまさとる
作家名(英語)AOYAMA Satoru
生地東京都
生年1973

作家解説

1998年ロンドン大学ゴールドスミスカレッジテキスタイルアート科卒業。2001年シカゴ美術館付属美術大学大学院ファイバー&マテリアルスタディーズ科修了。産業革命や女性の労働の劣勢、現代の大量生産・資本主義の問題を象徴する工業用ミシンを用いて、精巧な刺繍で制作することで、人間と機械の関係、近代化以降の労働、労働と芸術作品の関係について問いかけてきた。2020年、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う緊急事態宣言直後に、自身のオンラインストア「Everyday Art Market」をスタートさせ、非日常的な状況にあっても、普通の労働者のように、芸術家として制作を続けることをモットーに、ほぼ毎日即興的に新作を発表した。他方、光に反射する糸や暗がりで見えてくる蓄光薬品をしみ込ませた糸を用いるなど、新素材によって刺繍での表現に新しさを与えている。2024年個展「青山悟 刺繍少年フォーエバー」(目黒区美術館)開催。2024年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

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