写真提供先:沖縄県流通加工推進課

ラッキョウ 島ラッキョウ

名称かならっきょう しまらっきょう
方言名ダッチョウ
大分類2章 食べてきたもの
中分類食材(野菜・香草・キノコ類)
解説中国原産のネギ属の多年草。夏の比較的短い休眠を挟んで春と秋に分球を繰り返して繁殖する分けつ力が旺盛な作物です。ダッチョー、ラッチョウという沖縄本島方言名で知られています。沖縄県は全国5位(2021年執筆時点)のラッキョウ生産地であり、秋口から植え付けがはじまり、翌年の沖縄の梅雨時期前まで収穫が行われます。アデノシンが多く含まれ、ビタミンB1を活性化させるアリシンも多く含まれています。沖縄では、県外のように漬物としての需要は低く、むしろ生食用として需要が高いため葉鞘部の軟白部分を長くする軟白栽培が一般的な栽培法。沖縄では天ぷらまたは漬物(浅漬け、黒糖漬け、塩漬け、酢漬け)、チャンプルーにして食べることが多いです。

関連資料の表示

PageTop