写真提供先:沖縄県流通加工推進課

ノビル

名称かなのびる
方言名モービラ
大分類2章 食べてきたもの
中分類食材(野菜・香草・キノコ類)
解説日本のほぼ全国に生育する多年草です。原野や防風林、畑周辺の道端、芝地等で生育しています。本土では薬味として若い株や鱗茎が流通していますが、県内での営利栽培は少ないです。自生株は10月頃に発芽して球根の肥大と分球を繰り返して増殖しますが、大玉鱗茎を作らないので商品化は進んでいません。大きな被害を及ぼす病害虫は少なく、有機栽培が推奨される品目です。ネギに似たにおいの刺激により、食欲増進や体調維持に効果があると言われています。沖縄では鱗茎を塩漬けや浅漬けにするほか、葉を茹でて和え物としたり、汁物、ジューシーの具にしたりして利用します。また、炒め物、天ぷらなどにも調理され、料理の彩にもなる、特徴的な香りの珍味として人気があります。

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