写真提供先:(一財)沖縄美ら島財団

モチゴメ

名称かなもちごめ
方言名ムチグミ
大分類2章 食べてきたもの
中分類食材(穀類)
解説モチゴメ(糯米)とはアミロースを含まず、もち性(粘り気)のある米のことです。タイやラオスでは主食とされ、タイではコメ生産量の大半を占めています。日本ではコメ生産量の5%以下で高くはありません。モチゴメは赤飯、おこわ、ちまき等にするほか、粉砕して白玉粉に加工したうえで、あられや団子の原料にも使えます。また、酢や酒の原料にも使われます。もち性のある作物としては、イネやオオムギ、アワ、トウモロコシ、キビ、モロコシ、アマランサスなどがあります。県内におけるモチゴメの栽培品種は「ゆがふもち」で、自家消費用に使われる程度で多くありません。加工利用はほとんどないようですが、ウルチマイ(粳米)とまぜて食味のよいご飯として使われています。

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