写真提供先:(一財)沖縄美ら島財団
ギンブナ
名称かな | ぎんぶな |
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方言名 | ターイユ |
大分類 | 2章 食べてきたもの |
中分類 | 食材(魚介類) |
解説 | 明治期以前から確認されている在来のフナです。水田の水路やため池の中に生息しています。沖縄に生息するギンブナは近年のDNA解析により、独自に進化した在来の自然分布種であることがわかっています。昔からターイユシンジ(フナの煎じ汁)にして利用されてきていますが、ごく最近まで台湾経由で生きたフナが運ばれてきていたようです。 明治期末期の那覇のマチ(市場)には魚類を中心に取り扱うイユマチ(魚市)があり、その一画にターイユイチ(フナ市)がありました。そこではフナのほかに、ウナギ(方言でウナジ)、コイ(クーイユ)、カエル(アタビチャー)の生きたものが商品とされていました。首里では町端マチでフナが取り扱われていました。 |