写真提供先:(一財)沖縄美ら島財団

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ヤマモモ

名称かなやまもも
方言名ヤマムム ムム
大分類2章 食べてきたもの
中分類食材(果実類)
解説中国、台湾、フィリピン、日本(本州関東地方以南)に分布。山地に自生する、樹高約10mの常緑高木です。4~5月ごろに球形の果実がなり、熟すと暗赤色になります。果実は甘酸っぱく、生食のほか、果実酒や泡盛漬け、塩漬けなどにされます。かつて沖縄本島中部の諸見里、山里周辺では集落の山々にたくさん生えていて、実が熟したころに仲買人が買いつけ、那覇や首里などへ売りに行っていたようです。このようにカミアチネー(頭上に商品をのせて行商すること)でヤマモモを売る女性たちは「ムムウイ(楊桃売り)アングヮー」と呼ばれていました。

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