ラリック

作者名(ヨミ)らりっく
作者名(英語)René Lalique
生年(西暦)1860
没年(西暦)1945

略歴・解説

フランス、アイ生まれ。型ガラスの第一人者。豊かな自然に囲まれた小さな村で育った。16歳の時、父が亡くなり母のすすめで宝飾職人に弟子入り。宝飾デザイナーとして活躍。斬新なデザインのジュエリーを生み出し、1889年のパリ万博で一躍有名に。女優のサラ・ベルナールをはじめ多くのセレブたちをファンに持つ作家へと成長した。その後、香水瓶の製作をきっかけにガラス工芸に魅せられ、次々とガラス作品を制作。時代はアールデコへと変わり、ラリックはジュエリー作家からガラス工芸家へと転身した。エミール・ガレやドーム兄弟のような華やかさとは異なり、ガラスの透明な美しさが引き立つ彫刻的な造形が特徴。透明なクリスタルグラスを使用し、工業化に伴い、型ガラスの道を切り拓く。その名は、1925年にパリで開催された現代装飾美術産業美術国際博覧会で全世界の脚光を浴びることとなった。

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