火の鳥

タイトル火の鳥
タイトル(よみ)ひのとり
タイトル(英語)Phoenix
作者ラリック
作者(よみ)らりっく
作者(英語)René Lalique
制作年1922年
サイズ31.6×43.8×8.1cm
解説「火の鳥」の物語は古いロシア民話に由来するが、20世紀初頭にロシア人興行師セルゲイ・ディアギレフが立ち上げた「バレエ・リュス」(ロシア・バレエ団)の演目として、1910年にパリで上演された。作曲を担当したのは、気鋭のロシア人作曲家イゴール・ストラヴィンスキーだった。ラリックの作品では、火の鳥は上半身が人間(女性)で下半身が鳥という、半人半鳥の姿で表現されている。体を大きくひねり、翼と尾を扇状に大きく広げたその躍動的な姿は、ロシア・バレエ団の舞台で火の鳥を演じた名花タマラ・カルサヴィナをイメージしたのかもしれない。

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