モーリス・ユトリロ

作者名(ヨミ)もーりす ゆとりろ
作者名(英語)Maurice UTRILLO
生年(西暦)1883
没年(西暦)1995

略歴・解説

1883年、モデルで画家のシュザンヌ・ヴァラドンの息子として、フランス、パリに生まれる。実父を知らず、母の愛情を得られない寂しさから、少年時代にアルコール中毒に陥り、治療の一環として絵画を描き始める。すぐに才能を開花し、「モンマニーの時代」と呼ばれる初期には、職業を転々としながら街の風景をメランコリックに描いた。1908年頃、油絵具に石灰や砂、卵の殻などを混ぜた独特のマチエールにより、建物の漆喰の壁の質感を表現した「白の時代」へと移行し、静謐で哀愁漂う作風を確立する。1915年頃には、豊かな色彩と一点透視図法を多用した「色彩の時代」へと至り、1920年代にはエコール・ド・パリの画家として人気を博した。生涯を通して孤独感に苛まれながら、古き良き街並みを詩情豊かに描き続けた。

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