御書取(御役御免)
| ヨミ | オカキトリ(オヤクゴメン) |
|---|---|
| 収蔵番号 | 055462 |
| 枝番 | 000000 |
| 分類 | 文書 |
| コレクション名 | 近藤家資料 |
| 解説 | 安政2年に松前城下で起きた、民衆による異国船退散の祈祷とそれに伴う騒動に関する処分の記録。 安政2年(1855)8月、異国船の頻繁な来航に不安を感じた松前の民衆が、僧侶や神職、修験者に頼んで城下西の立石野で異国船退散の祈祷を行おうとした。本資料は、この願い出を受けた際に十分な説得や対応ができず、結果として大勢の群集を招く事態を引き起こしたとして、松前藩士の近藤兎毛がお役御免および慎みを命じられた際の「御書取」(処分状)である。 松前藩は時節柄、郊外での祈祷を認めず厳しく差し止めたが、すでに遠近の村々から多数の人が参詣に出向き、翌日には立石野に大勢が集まる事態となった。最終的には町吟味役が出張して説得し、人々は穏便に退散した。この記録からは、異国船の来航が武士階級のみならず一般の民衆にも強い不安を引き起こし、神仏に頼ってでも退散を願おうとした当時の緊迫した状況が読み取れる。 【書誌情報】近藤家資料続32、1855(安政2)年8月18日、継紙、1通・封入、16.4×151.4 cm 【目録情報】北海道開拓記念館編『近藤家資料目録・続編(北海道開拓記念館一括資料目録 第15集)』北海道開拓記念館、1983年 【翻刻】 〔封ウハ書〕 御書取 壱通 安政二乙卯年八月十八日御用番松前勘解由殿於御宅名代並河孫作江御渡 〔本紙〕 近藤兎毛 近来異国船繁々致渡来候ニ付、市中百姓共之内申合、諸寺院之僧徒社人修験等相頼、於立石野異船退散之祈祷執行いたし候間、目長被成下度旨、去月十九日峯蔵与申者其方并岡本時蔵役宅江致出願候ニ付、御時節柄於郊野祈祷執行いたし候義決而不相成旨厳敷差留候得共、最早其節者遠近村々より数多参詣与して出郷いたし居、翌廿日ニ者立石野江致群集候趣ニ付、為制止町吟味役出張之上理害申諭、一同穏ニ退散いたし候得共、御時節柄御取締ニ拘、以之外之事ニ而、前段役宅江出願致し候節厚理害申諭、如何様取斗方茂可有之処、無其儀不念之至ニ被思召候、依之御役御免慎 被仰付候、 卯八月 |
【資料分類について】以下の10種類の分類で登録されています。
記録・・・写真、実測図、テープ、レコードなど
地学・・・岩石、鉱物、化石、土壌、天文など
生物・・・動物、昆虫、植物、菌類など
考古・・・土器、石器、骨角器、金属器、木製品など
民族・・・和人以外の民族(アイヌを中心とする北方諸民族)が製作又は使用したもの
生活・・・日常生活(衣食住)、儀礼、信仰、芸能などに関するもの
産業・・・農業、漁業、林業、鉱業、工業などの生産、生業に関するもの
文書・・・古文書、地図、絵葉書、古写真など
美術・・・絵画、彫刻、刀剣、陶磁、漆工など
総集・・・各種模型・パネル・記念物などで他に含まれないもの
地学・・・岩石、鉱物、化石、土壌、天文など
生物・・・動物、昆虫、植物、菌類など
考古・・・土器、石器、骨角器、金属器、木製品など
民族・・・和人以外の民族(アイヌを中心とする北方諸民族)が製作又は使用したもの
生活・・・日常生活(衣食住)、儀礼、信仰、芸能などに関するもの
産業・・・農業、漁業、林業、鉱業、工業などの生産、生業に関するもの
文書・・・古文書、地図、絵葉書、古写真など
美術・・・絵画、彫刻、刀剣、陶磁、漆工など
総集・・・各種模型・パネル・記念物などで他に含まれないもの

