北海道実測切図(夕張)

ヨミホッカイドウジッソクキリズ(ユウバリ)
収蔵番号041920
枝番000019
分類文書
解説 「北海道実測切図」は、北海道庁が1886(明治19)年からおよそ10年をかけて行った地形測量事業の成果として、1890(明治23)年から順次印刷・刊行された20万分の1地図(全32枚)である。「河版」「山版」「墨版」の3枚の銅版から転写用の紙に一度写して、さらにそれを石版石に転写してから印刷された(石版色刷)。海抜40mごとに引いた褐色の等高線で山を、青で水を描き、戸長役場・警察分署・病院・郵便局・学校・神社・寺院などの施設のほか、温泉、滝、畑、屯田兵村、殖民地区画なども描かれている。また、アイヌ語地名を含む数多くの地名が記載されている。全37枚の刊行予定であったが、千島の「色丹」「爺岳」「単冠」「紗那」「蘂取」の5枚が未刊に終わり、32枚が揃いである。なお、当館の収蔵番号41920は31枚しかなく、「沙流」の地形図が欠となっている。
 本図は、1903(明治36)年に札幌の小塩自治堂から刊行された第4刷である。
【資料情報】
・北海道庁作成、明治27年3月15日印刷。
・明治36年1月11日4刷、明治36年5月20日発行
・発行者:小塩林平(札幌区南1条西3丁目8番地)
・発行所:小塩自治堂(札幌区南1条西3丁目8番地)
・印刷者:本間清造(札幌区大通西4丁目7番地)
・印刷所:北海石版所(札幌区大通西4丁目7番地)
・石版色刷、1舗、34.0×50.5cm
【参考文献】
高倉新一郎「明治以後の北海道測量史:北日本地図作製史 第6報」『北方文化研究報告』第18号、北海道大学、1963年
高倉新一郎編『北海道古地図集成』北海道出版企画センター、1987年
髙木崇世芝『明治期 北海道地図の研究』北海道出版企画センター、2022年

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