淺井裕介

作家名(よみ)あさいゆうすけ
作家名(英語)ASAI Yusuke
生地東京都
生年1981

作家解説

淺井は旅のチケットや喫茶店のコースターから美術館の壁面に至るまで、自らがいる場所に呼応しながら国内外でさまざまな作品を制作する。そこには植物、動物、人間、また動植物と人間のハイブリッドを思わせる神話的な創造物といった、原初的なモティーフが埋め尽くすようにして配置される。淺井の作品のスタイルを大別すれば、2008年から各地で採取した土と水で描いている「泥絵」のシリーズ、アスファルト道路に用いられる熱溶着式路面標示シートをバーナーで焼き付けて描く「白線」のシリーズ、マスキングテープに耐水性マーカーで描く「マスキングプラント」のシリーズの三つに分類される。「あいちトリエンナーレ2010」に参加し、まちなか会場の一つ、長者町に残る繊維卸会館という歴史ある建物に絵画制作を展開した(同作は会期終了後に建物とともに解体)。

この作家の作品一覧[全3件]

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