川内理香子

作家名(よみ)かわうちりかこ
作家名(英語)KAWAUCHI Rikako
生地東京都
生年1990

作家解説

2015年に多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を卒業後、2017年に同大学の大学院を修了。在学中の2015年に新進アーティストの登竜門「shiseido art egg」で受賞して注目を集め、2021年には「TERRADA ART AWARD」 ファイナリスト進出、2022年には「現代美術の展望 VOCA展 —新しい平面の作家たち—」でVOCA賞を受賞した。川内は、「食べる」ということを、もともと自分に属していなかったものを身体内部に入れる行為と捉え、その違和感を制作の出発点としている。食物という異物が口から体内に入り内臓へと取り込まれていく消化・吸収のプロセスは、自らの意志ではコントロールできず、見て確かめることはできない。このような作家自身の身体感覚から、身体と意識、体の内と外、あるいは自己と他者との境界について探求するなかで、ドローイングや絵画を主たるメディウムとしつつも、ネオン管や針金等の可塑性のある素材を用いたレリーフや立体作品も手がける。

この作家の作品一覧[全4件]

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