浅葱糸威二枚胴具足
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浅葱糸威二枚胴具足
資料名(ヨミ) | アサギイトオドシニマイドウグソク |
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大分類 | 市内の指定文化財 |
中分類 | 尼崎市指定文化財 |
小分類 | 有形文化財 |
種別 | 歴史資料 |
指定日 | 平成10年(1998)3月26日 |
所蔵者 | 櫻井神社 尼信文化基金 |
別名 | (附、櫻井神社所蔵資料) |
数量 | 1点(「附、櫻井神社所蔵資料」を含む全点数:81点) |
時代/年代 | 16世紀前半頃 |
所在地 | 尼崎市東桜木町3 尼信会館 |
解説 | 浅葱糸威二枚胴具足、及び「附、櫻井神社所蔵資料」は、十八松平の一つである旧尼崎藩主・櫻井松平氏を祀る櫻井神社に伝えられたものです。櫻井神社は、旧尼崎藩士有志により明治15年(1882)に建立され、国指定重要文化財の太刀(銘守家)をはじめとする櫻井松平氏と尼崎藩ゆかりの多くの資料が伝えられてきました。 この甲冑は、代々櫻井松平家に伝えられた武具の一つで、家祖松平信定所用と伝えられています。兜(かぶと)は鉄錆地の七十二間筋兜であり、そのシコロや面頬(めんぼう)をはじめ、鎧(よろい)の胴・草摺(くさずり)・袖・佩楯(はいたて)は浅葱糸で威しています。草摺は七間五段下がり、正面草摺の裏側には小物を入れる前袋を留めています。シコロや袖などの札(さね)裏には金箔が施されているほか、ところどころに櫻井家に因むと思われる櫻花紋を彫った金具が据えられています。なお、兜の前立(まえだて)は失われ、鍬形(くわがた)は後に補われたものです。戦国時代の甲冑が残されているのは珍しく、特に兜・胴・篭手(こて)・佩楯・脛当(すねあて)などの具足が揃っていることからも、歴史的に貴重な資料です。 また「附、櫻井神社所蔵資料」は、櫻井神社ゆかりの武具や古文書など、近世の尼崎城の様子や尼崎藩政を知るうえで貴重な資料です。 これらの資料は、尼信会館で展示公開されています。 |
指定目録等参考データ | https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/028/964/list.pdf |