武庫庄遺跡 柱根出土状況
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武庫庄遺跡出土 大型掘立柱建物柱根
資料名(ヨミ) | ムコノショウイセキシュツド オオガタホッタテバシラタテモノチュウコン |
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大分類 | 市内の指定文化財 |
中分類 | 尼崎市指定文化財 |
小分類 | 有形文化財 |
種別 | 考古資料 |
指定日 | 令和3年(2021)3月23日 |
所蔵者 | 尼崎市 |
別名 | |
数量 | 8本 |
時代/年代 | 弥生時代中期 |
所在地 | 尼崎市南城内10-2 尼崎市立歴史博物館 |
解説 | 武庫庄遺跡は、武庫之荘本町2丁目から武庫之荘7丁目にかけて所在する、弥生時代中期を中心とする集落遺跡です。 この柱根は、平成8年(1996)に実施した第36次調査で発見された大型掘立柱建物8か所の柱穴から出土しました。集落の中心的建物であったと考えられる大型掘立柱建物は、東西8.5m、南北10.0m以上あり、これまでの確認例を上回る日本最大級の弥生時代の建物と推定されます。 柱根の伐採年を特定するために、8本の柱根のうち比較的状態の良好な5本について年輪年代法による年代測定を実施したところ、輪切りにした3号柱根は紀元前168年に伐採されたと推定することができました。 これまで弥生時代中期は紀元前1世紀に始まると考えられていましたが、その年代観を約100年さかのぼる結果となり、弥生時代の実年代を考えるうえで重要な資料であるといえます。 〔武庫庄遺跡出土 大型掘立柱建物柱根一覧〕 指定目録等参考データのリンクをご参照ください。 |
指定目録等参考データ | http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/digital_archive/mukosho_pillar_roots.pdf |