延宝頃尼崎城下絵図 上が北

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延宝頃尼崎城下絵図

資料群名
資料番号
時代/年代延宝年間(1673~1681)頃
差出(編著)
宛先
数量1枚
解説江戸時代の尼崎城下町を描いた東西2mを超える大型の絵図で、城の石垣一つ一つまで丁寧に描き込まれています。ただし、天守が三層、伏見櫓が二層と一層ずつ少なく描かれ、出屋敷の鈎型の曲がり角が斜めに描かれるなど、描き方に独特の特徴が見られます。
絵図の構図と景観は「寛文十年頃尼崎城下絵図」(以下「寛文図」)とほぼ同じですが、城郭の新築・改修工事が終わっていることや、築地町の砂州が発達して町場も完成していることなどから、本図は寛文図をもとにしつつ、その後の城下町の変化を書き加えて修正した絵図と考えられます。
元禄5~8年(1692~95)頃、中在家町にあった浜恵比須神社の南の浜辺に魚問屋が成立して南へ街区が拡大していきますが、本図ではまだ浜恵比須神社が海岸線に描かれ、町が南部へ拡大する様子はまったく見られません。また、寛文8年(1668)に取り壊しが決まった城下の旧西門がまだ残っていることから、本図の景観は元禄期より時代が古く、寛文10年頃を描く寛文図からはあまり時代が下らない、元禄期へ向けて尼崎城下が発展していく延宝年間(1673~81)頃の様子を描いているものと考えられます。
本図は、その大きさや筆致の細かさなどから、尼崎城下の発展拡大過程を克明に描いた貴重な資料といえます。
東西210.0cm、南北109.0cm(尼崎市指定文化財)
別名
所有者貴布禰神社
大分類古文書・近現代文書類
中分類絵図類
小分類尼崎城下絵図

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