木造阿弥陀如来坐像(治田寺)

荒井英一氏撮影/二次利用に際しては、撮影者名及び画像提供機関名「あまがさきアーカイブズ」を表示してください。

木造阿弥陀如来坐像

資料名(ヨミ)モクゾウアミダニョライザゾウ
大分類市内の指定文化財
中分類兵庫県指定文化財
小分類有形文化財
種別彫刻
所有者治田寺
別名
時代/年代12世紀後半頃
所在地尼崎市戸ノ内町2-4-11 治田寺
数量1躯
解説像高は138cm、ヒノキ材の寄木造りで内刳りがほどこされ、漆箔仕上げされています。羅髪も眼も彫出されていますが、羅髪に塗られた群青は後補です。
像は腹前で定印を結び結跏趺坐の姿をしています。頭、体の幹部をとおして竪二材を中央で左右に矧(は)ぎ、首部で割矧ぎ、体部の両側に各一材を寄せ、膝部は横一材で裳先を矧ぎ両腰に三角材を寄せています。両手先は共木で彫刻し、手首で矧ぎ、両手はさらに臀部で矧いでいます。
像は一見定朝様の流れをひくもので、肢体の均衡が整い、温雅な面貌をしています。しかし、太い衣文、あるいはやや長味をおびた面部や弾力性を感じさせる肉どりなどから、鎌倉的なものの萌芽さえ認められる点は興味深く、おそらく平安時代末期における中央仏師の作品とみられます。
指定日昭和51年(1976)3月23日
指定目録等参考データ

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