荒木高子

制作/生産地・窯・作者名(よみ)あらきたかこ
制作/生産地・窯・作者名(英語)ARAKI Takako
生年1921
没年2004

略歴・解説

兵庫県西宮市に、華道未生流宗家の次女として生まれる。1936年西宮市立高等女学校を病気のため中退し家業に従事。家元の代行などを務めながら、ガラスオブジェの制作や絵画を始め、1952年からは須田剋太に師事した。1956年大阪で画廊を開廊、若い芸術家たちのよき理解者として前衛的な現代美術を扱う。1961年からアメリカやヨーロッパを見てまわり、1963年自宅に窯を築き作陶を始めた。時に荒木42歳であった。1979年に美術界に強い衝撃を与えた<聖書>シリーズが始まる。これ以降、<砂の聖書><黄金の聖書><岩の聖書>など、さまざまな聖書のバリエーションが生み出されている。

略歴・解説は『世界の現代陶芸 ―愛知県陶磁資料館コレクション―』(2008、愛知県陶磁資料館)より

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