パンドラの箱

所蔵資料登録番号A002345
作品・資料名パンドラの箱
制作時代・年代昭和59年(1984)
窯・作者荒木高子 ARAKI Takako
制作/生産地(現在の地名)日本、兵庫県西宮市
資料点数1点
寸法高30.0 幅33.0×32.0
作品解説42歳で窯を築き作陶を始めた荒木は、ほとんど独学で陶芸を研究した。その荒木が美術界に衝撃を与え、海外からも絶賛されるようになったのは、1970年代後半から始めた<聖書>シリーズである。この聖書シリーズにはさまざまなバリエーションがあり、<砂の聖書><岩の聖書><頽廃の聖書>などが知られる。本作品は、ギリシア神話に登場する、あらゆる災いが封じ込まれたパンドラの箱がモチーフで、聖書が箱の中に置かれた珍しい構成をとったものである。

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