鈴木青々

制作/生産地・窯・作者名(よみ)すずきせいせい
制作/生産地・窯・作者名(英語)SUZUKI Seisei
生年1914/05/10
没年1990/8/19

略歴・解説

愛知県瀬戸市に生まれる。本名・新平。叔母の店で働きながら陶芸を志し、1938年外務省主催の海外貿易振興展に初めて「青々」の名で出品し入選した。この頃、瀬戸陶芸界のリーダー的存在であった加藤崋仙に師事し、1940年文展に初出品、初入選を果たした。1954年日展で初の特選受賞。1961年以来、しばしば海外へ足を運び、その旅先で手に入れたエジプトやペルシアの原石を用いて釉薬や作品の表面にはりつけ、<彩砂磁><彩光星>と名付けた独自の作風を生み出した。また、建築と陶芸を結び付けた陶壁と呼ばれる壁面装飾の仕事の試みは、青々の業績の一つである。

略歴・解説は『世界の現代陶芸 ―愛知県陶磁資料館コレクション―』(2008、愛知県陶磁資料館)より

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