岸駒

作者名(ヨミ)がんく
出身地金沢・富山
流派岸派

略歴・解説

岸駒は、江戸後期における京都画壇のひとつ、岸派の創始者。出生地は金沢説と富山説とがある。生まれた年についても寛永2(1749)年説と宝暦6(1756)年説とがある。中国絵画や西洋画などの技法を研究し、当時の画壇の中でも異色の画風を確立した。虎の絵を得意とし、その人気は「虎の岸駒」と称されるほどであった。天明4(1784)年、有栖川宮家より雅楽助を賜る。完成11(1799)年に清人より虎の頭と足を送られ、虎頭館を号した。文化5[1808]年、越前介。天保9(1838)年没。

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