広報27-7-1 寸言提供

資料ID1568316
種類記録
大項目行政資料 広報誌
中項目未特定
小項目
細項目
資料名(別名)
資料内容農業改良普及員
 上原正治

△夏期、または乾期に葉菜類を作ると、ほとんど毎日灌水します。これは作物に水分を補給する生理的必要性からであります。この灌水をなるべく朝より夕方に行いたい。これは生理的な必要性の外に気温(地温)を下げるためであります。沖縄は気温が高いので、作物の生育もよいといわれていますが、理想的には日中高く、夜温は低い、つまり昼夜の気温較差が大きいのが作物の生育には望ましいが沖縄の場合夜温も高いのが欠点になっています。これは夕方灌水する事によって地温を出来るだけ下げ、昼夜の気温較差をつとめて大きくしたい。朝、或いは太陽が照っている時、葉面上に灌水すると、葉に水玉ができこれがレント作用で葉焼けをおこす事も時にはあります。
 △現在、テレビが大分普及され(戸数の6―7割)我々に慰安、娯楽、知識の提供をしております。そのテレビの置き場所を調べてみますと、一番座、つまり、客間(床の間)におかれたのが大部分で、茶の間におかれていますのはごく一部であります床の間にあると、テレビをみる時間をわざわざつくらねばならず又、用事でこられたお客さんもテレビにつられて充分話ができず、そうかといってテレビをとめると、家族の者に影響する。これが茶の間にあると、食事しながら、又、主婦なら炊事しながらたのしむ事が出来る。そして、子供の勉強室ともはなれていますから、勉強にもさほど支障はないと思う。
 △十番口説の3番に「しちしちのむづくいおくりらんごと」と適期作付を歌ってありますがこの「しちしち」は節つまり、節の事、農業(作物)は、太陽のおかげでなりたっている。太陽の光線を葉で受けて、光合成作用(炭素同化作用)ででん粉をつくり、種々の養分とむすびついて作物が生育しております。
雨天やくもり日がつづいたり、太陽光線がすくない日かげなどでは作物の出来がわるいのもこのためです。太陽暦(新暦)は吾々農業者に関係の深い太陽をもとにしてつくられたもので、二十四節気※1 も、この暦の各月に2節づつおりこまれています。毎年1~2日のちがいはあってもほとんどきまっています。毎月上旬の5~6日頃と21~22日前後が節の8日になり、太陽暦をめくらなくても二十四節気※2の順序名称さえ覚えておれば、今は何の節だと判断できます。
 太陰暦(旧暦)は月をもとにしたもので、節とは関係なく潮の満干に関係がありますので、漁業者には縁がうすいようです。二十四節気※3を旧暦で利用しようとすると、どうしても暦をめくらないと入日がわからない。
例えば、立春が新暦では毎年2月の5日から6日頃が入日ときまっているのに、旧暦では正月の始めになったり、師走の始め又は中旬になったり、非常に入日のくるいがあるものです。
作物の品種関係の研究が進歩して周年栽培ができるとはいってもやはり季節に適した品種というのはありますが、品種と二十四節気※4とは無関係ではなく、結局、太陽暦が、農業者の生活に便利だということになると思う。


以下の通り修正しました
※1 二四節から「二十四節気」へ修正
※2 二四節から「二十四節気」へ修正
※3 二四節から「二十四節気」へ修正
※4 二四節から「二十四節気」へ修正
キーワード農業改良普及・テレビ・農業
総体1広報とみぐすく 27号 1964年 (昭和39年) 11月
総体2広報とみぐすく 合冊版 第 1巻 掲載
総体3
国名
都道府県名
市町村
字
市町村2
字2
場所名
時代・時期昭和_戦後_復帰前
年月日(始)
年代(西暦)1960年代
年月日(和暦)(終)
年代(和暦)昭和30年代
始期(年・西暦)
始期(年・和暦)
始期(月)
始期(日)
所蔵館豊見城市歴史民俗資料展示室
受入元豊見城市役所秘書広報課
利用時表示名とみぐすくデジタルアーカイブ_id=1568316
出典1広報とみぐすく 27号 1964年 (昭和39年) 11月
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出典2広報とみぐすく 合冊版 第 1巻
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関連1豊見城市史第5巻社会と文化・教育編 > 4 村政・村行政 > 4 社会基盤 > 03 マスメディアと通信
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資料状況テキストデータ、画像、写真
資料状態概要・テキストデータ「タイトル」(市史編集員により翻刻済み)
・テキストデータ「説明」(AI-OCR→学芸員で確認)
・画像(平成23~24年度スキャニング済み)
・写真(紙面上の写真はデータ別途)
収納分類14首長部局
収納分類24_02総務部門_02秘書広報課
収納分類34020205広報・公聴
収納分類4402020501広報誌

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