渡辺 小華

人物名(ヨミ)ワタナベ ショウカ
人物名(英語)WATANABE Shoka
人物名(別名)小崋(若いころの雅号)、諧(諱/明治以降の名)、舜治(通称)
人物名(別名ヨミ)ショウカ(ワカイコロノゴウ)、カノウ(イミナ/メイジイコウノナ)、シュンジ(ツウショウ)
国籍日本
出身地江戸・麹町田原藩上屋敷
没地東京府日本橋区浜町の自宅
生年月日(西暦)1835/1/7
生年月日(和暦)天保06年01月07日
没年月日(西暦)1887/12/31
没年月日(和暦)明治20年12月31日
流派崋椿系文人画

略歴・解説

小華は崋山の二男として江戸麹町に生まれた。崋山が亡くなった時にはわずかに7歳であったため、崋山からの影響は多くなかった。その後、弘化4年(1847)13歳の小華は田原から江戸に出て、椿椿山の画塾琢華堂に入門し、椿山の指導により、花鳥画の技法を習得した。江戸在勤の長兄立が25歳で亡くなったため、渡辺家の家督を相続し、幕末の田原藩の家老職や、廃藩後は参事の要職を勤めた。花鳥画には、独自の世界を築き、宮内庁(明治宮殿)に杉戸絵を残すなど、東三河や遠州の作家に大きな影響を与えたが、53歳で病没した。

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