重要文化財渡辺崋山関係資料 自筆扁額(報民倉)

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自筆扁額(報民倉)

指定区分重要文化財
員数1面
材質板地墨書
制作年代天保6年(1835)
法量 縦(cm)88.5
法量 横(cm)193.8
解説16.3×24.1cm (金田定左衛門宛の受領書)
25.2×5.3cm 鍵と一緒にある札
23.0cm (一番長い鍵で)

報民倉は田原藩が飢饉に備えて穀類を貯蔵するため、天保6年(1835)11月に、東南外堀沿いに建設した義倉である。30坪2棟の倉庫は、官民一体の勤労奉仕によって竣工したものである。この額面は総ケヤキ材で重量が60kgあり、一ノ倉の正面入口に掲げられていた。報の字は大きく、民の字はひときわ高く書かれている。崋山の筆と伝えられているが、書体はむしろ藩主康直の字に似ている。

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