大岡雲峰

作者名よみおおおかうんぽう
作者名欧文OOKA Unpo
生没年1765 - 1848(明和2 - 嘉永元)

略歴・解説

十八世紀後半から十九世紀半ばに活躍した画家。
筑後柳川藩主・立花家の家臣、牛田忠光の子として生まれる。のちに幕府の旗本、大岡助誥の養嗣子となる。名は成寛、字は公栗、次兵衛と称する。
天明八(一七八八)年、家督を継ぎ、寛政三(一七九一)年に表右筆、翌年には奥右筆見習いとなるが、ほどなくして辞する。
画は鈴木芙蓉に学び、谷文晁とも交流した。
『草木奇品家雅見』、『草木錦葉集』などの博物図譜の挿図を描き、その刊行に注力した。

2019年『対立と融和―十九世紀の江戸画壇』リーフレット、p. 36

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