狩野永祥

作者名よみかのうえいしょう
作者名欧文KANO Eisho
生没年1811 - 1886(文化8 - 明治19)

略歴・解説

幕末維新期に活躍した画家。
狩野永岳の養子となり、慶応3年(1867)に跡目をついで京狩野家第10代当主となる。号は山菴。
画業等については未詳で、知られている作品はきわめて少ない。当館蔵品のほか、わずかに静岡・清見寺書院の違い棚小襖《雲龍図》二面(金地墨画)、《十二ヶ月花鳥図押絵貼屏風》六曲一双(京都・個人蔵)など数点が知られるのみである。

1999年『狩野派の世界 ―静岡県立美術館蔵品図録―』、p. 56をもとに執筆。

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