アレクサンダー・アーキペンコ

作者名欧文Alexander ARCHIPENKO
生没年1887 - 1964

略歴・解説

ウクライナのキエフに、機械技師の子供として生まれる。1902年に美術と数学の関係に気付き、当地の学校で絵画と彫刻を学ぶ。1907年パリに行き独学で美術を学ぶ。ルーヴル美術館でエジプトやアッシリア、初期ゴシックの彫刻等に影響を受け、1909年頃には新しい傾向の彫刻を作り始める。1912年にはキュビスムのグループであるセクシオン・ドールに参加。同年ドイツのフォルクヴァンク美術館でアンリ・ル・フォーコニエとの二人展が催され、ギョーム・アポリネールがカタログに文章を寄せた。1913年にはアレクサンドル・メルスローが組織したプダペストの展覧会で、彫刻５点が展示される。この頃自ら「スカルプト＝パンチュール」と名付けた彩色の半立体作品を手掛ける。1921年ドイツの彫刻家アンゲリカ・ブルーノ＝シュミットと結婚し、ベルリンに移住。1923年にはアメリカ合衆国に移住、5年後に市民権を得る。アメリカ各地でレクチャーや大学の講義を行う。ニューヨークで没。

1994年『ロダン館』、p. 183

この作者の資料一覧［全1件］

件ずつ表示

・画像や作品解説の無断転用はご遠慮ください。

PageTop