庭松寿諸歌鑑帖

資料No.CA00160
大分類墨跡
作者亜欧堂田善 大野文泉(巨野泉祐) ほか
時代江戸時代
和暦享和3年頃
西暦1803
点数1
品質紙本(一部絹本)墨書および著色
形状折帖
収蔵館白河市歴史民俗資料館
解説白河藩領鏡沼村(現鏡石町)の大庄屋、常松家の庭にあった老松を題材とした絵画や詩歌などを収めた冊子です。常松家の8代当主次郎右衛門元貫(もとつら)の80歳の記念に贈られたものといわれています。
展示の部分は、須賀川の絵師・亜欧堂田善(1748~1822)の松図、幕府の昌平坂学問所の儒者である古賀精理(1750~1817)による題(序文)、大名たちによる和歌短冊などですが、他にあわせて約150名におよぶ人物の作品が含まれています。
当時の文化人たちの広範なネットワークと、その活動が垣間見える貴重な資料といえます。

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