丹羽長重居城時の小峰城全図

資料No.HI000267
大分類歴史
中分類絵図・地図
時代江戸時代
和暦寛永9年(大正2年に複製したもの)
西暦1632
品質紙本
形状軸装
寸法(㎝)縦76.0 横105.0
寸法その他(㎝)軸装縦157.0 軸長119.5
点数1
収蔵館白河市歴史民俗資料館
解説小峰城内の縄張り図を中央に、左上には本丸御殿の平面図が描かれています。
右下には「福島県西白河郡白河町役場」の公印があり、左下には次のように記されています。
「寛永四丁卯六月十三日 将軍秀忠公之受 台命 事斯ニ始ハ毎日二千有衆ヲ促シ経テ以テ営ス 丁卯癸巳(ママ)ニ至ル 大概三年間ニテ落成ス
城主従三位宰相丹羽五郎左衛門尉良峰長重 嫡子丹羽左京亮良峰光重(中略)
大正二年十一月為白河町長藤田新次郎氏之依嘱因西白河郡役所所蔵之図謄写之」
上記より、大正2年(1913)に白河町役場が西白河郡役所所蔵の絵図を謄写した絵図であることが分かります。
本図は丹羽長重居城時の絵図と題されているものの、二之丸・三之丸の用途などから推定して、江戸後期の城郭絵図が原図となっている可能性が高いといえます。(白河市指定重要文化財)
キーワード小峰城・白河城

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