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刀 無銘(名物 横須賀江)

資料No.CR00082
大分類工芸
中分類武具
資料群名阿部家資料
時代鎌倉~南北朝時代
点数1
寸法(㎝)全長92.4 刃長75.0
寸法その他(㎝)反り2.1
収蔵館小峰城歴史館
解説越中の刀工、江(郷)義弘(ごうのよしひろ)の作と伝えられます。
ここでいう「横須賀」は、阿部家の祖、忠吉が一時養子となった大須賀家が領していた横須賀(現・静岡県掛川市)のことで、ここから阿部家に伝来したと考えられます。8代将軍徳川吉宗が、全国の名刀の調査を命じた「刀剣名物帳」にも取り上げられる、名物刀剣です。(国重要美術品)
【造込み】鎬造り、庵棟。
【鍛 え】小板目詰み、わずかに杢交じり。地沸つく。
【刃 文】広直刃調。小丁字足入り見事な働きがあり、金線入る。地刃が明るい。
(帽子)小丸に掃きかける。
【 茎 】大磨上、先切り、鑢目切り。
【彫 物】刀樋掻き流して樋先下がる。
キーワード刀剣

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