広瀬蒙斎像

資料No.PA00010
大分類コード02
中分類日本画
作者巨野泉祐
時代江戸時代
和暦天保2年
西暦1831
点数1
品質絹本著色
形状軸装
寸法(㎝)縦84.0 横33.0
寸法その他(㎝)表装縦164.0 軸長40.5
銘文・落款(賛)行已介然而人不忌 待物温然而人不押 其徳玉潤 其文爗々 弘化丙午季春門人片山器拝題
収蔵館白河市歴史民俗資料館
解説広瀬蒙斎は、本名を政典といい、松平定信の時代に白河藩に仕えた儒学者です。『白河風土記』『白河古事考』の編さんをはじめ、「南湖開鑿碑(なんこかいさくひ)」などの石碑の撰文など、白河の歴史研究に重要な功績を遺しました。
この肖像画は、松平家が桑名藩へ転封し、蒙斎が没してから2年後の天保2年(1831)に藩の絵師巨野泉祐(おおのせんゆう)によって描かれたものです。泉祐は藩士の肖像画などを多く手掛けており、この作品でも蒙斎の風貌を巧みに捉えています。
賛は蒙斎門下で藩校立教館の教授となった片山恒斎(かたやまこうさい)(成器)が弘化3年(1846)に書いたものです。
キーワード広瀬典 松平定信

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