山水図(双幅)

資料No.PA00005
大分類コード02
中分類日本画
作者高久隆古(小野四郎)
時代江戸時代
点数2
品質紙本墨画
形状軸装
寸法(㎝)縦99.5 横30.4
収蔵館白河市歴史民俗資料館
解説水墨で描かれた山水図の双幅(二幅一組の掛軸)です。粗いタッチで描かれた山や樹木のすがたはあいまいですが、逆に見るもののイメージをかき立てます。作者は高久隆古(たかくりゅうこ)(1810~1858)ですが、本作品では通称である「小野四郎」の署名をしています。他に、希龍、無道山史などの号があります。隆古は、白河藩主阿部家の家老・川勝(かわかつ)家の生まれで、栃木ゆかりの画家・高久靄厓(あいがい)の養子となりました。文人画や大和絵などを学んで幅広い画風を獲得し、江戸で人気を博しました。

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