砧の音

資料No.PA00002
大分類コード02
中分類日本画
作者高久隆古
時代江戸時代
点数1
品質紙本墨画 淡彩
形状軸装
寸法(㎝)縦124.0 横55.0
寸法その他(㎝)表装縦197.0 軸長68.0
収蔵館白河市歴史民俗資料館
解説本図は京都に行って戻らない夫の元に、妻が都まで響けと砧を打つが、ついに亡くなってしまうという、謡曲「砧」を題材にした作品で、牡鹿が鳴く秋の夕暮れに砧の音を響かせる情景が描かれています。
「砧」は、槌(つち)で布を叩いて柔らかくし、つやを出すために用いる道具のこと。その音は哀調を帯び、秋冬の夜のわびしさを偲(しの)ばせるものとされます。
キーワード能「砧」

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