伊勢物語図・西行物語図屏風(六曲一双)

資料No.PA00001
大分類コード02
中分類日本画
作者高久隆古
時代江戸時代
点数2
品質紙本金地著色
形状六曲一双屏風
寸法(㎝)各縦153.0 横343.0
寸法その他(㎝)表装各縦170.0 横359.0
収蔵館白河市歴史民俗資料館
解説左は『伊勢物語』の第九段「宇津(うつ)の山」(蔦の細道)、主人公の男が東国へ向かう際の様子を描いています。右は『西行物語』で、西行法師(1118~90)が平泉へ下る途中、天龍川(静岡県)の渡し船を訪れた際、西行が武士に、船中が狭いため降りろと迫られて頭を打たれ、血を流しつつ何も言わず下船したという場面です。
金箔を多用しており、青や緑の着彩と相まって、豪華な趣きの屏風となっています。山や川などの風景、人物などの表現は、作者の高久隆古(1810~58)がこれまで会得したやまと絵と南画の技法を駆使して描いています。
キーワード天龍川 宇津の山

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