高村光雲

ArtistTAKAMURA Koun
生年嘉永5年
Birth1852
没年昭和9年
Died1934

略歴

江戸下谷(現・東京都台東区)に生まれる。1863(文久3)年仏師高村東雲の弟子となり、東雲の姉の養子に入り高村姓を継ぐ。1889(明治22)年東京美術学校(現・東京藝術大学)の教諭となり、帝室技芸員に就く。1890年同校教授となる。門下に平櫛󠄁田中、米原雲海、内藤伸らがいる。生涯木彫に専念し、卓抜した彫刻技術を生かした作品を生み出す。また伝統的木彫の中に西洋美術の写実性も取り入れ、積極的に実物写生を研究し、日本近代木彫を築き上げた。

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