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巳春宗門御改絵踏セ帳(嘉永六年三月 今福村)

資料番号4100014
資料名(ヨミ)ミハル シュウモンオアラタメ エフマセチョウ
大分類歴史
中分類宗教
小分類キリスト教
発行・制作時期嘉永六年三月
解説北松浦郡今福村(現松浦市今福町)床屋丸田小助係の宗門改踏絵帳である。
 1613年(慶長18)、江戸幕府はキリスト教を禁止する法令(禁教令)を発布し、教会の破却や宣教師の追放が実施されるとともに、キリシタンの摘発を目的とした宗門改が行われた。その中で、聖画などを踏ませる絵踏を行い、キリシタンでないことを証明させた。宗門改は町や村ごとにに実施、影踏帳は町・村の中の組や名(みょう)毎に宗派別に作製。各檀家の名前、出生地、年齢の書上と押印をし、その人たちが全てキリシタンでないということを檀那寺(だんなでら)が証明したうえで宗門方の役人に届け出る形を取る。そのため、当時の領内における家族構成や人口などを知る手がかりにもなった。

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