連光寺「桜馬場」を望む(平成19年(2007))

資料ID566
年月日2007/00/00
撮影地多摩市,連光寺
撮影者長島氏(定点PJ)
解説 関戸側から連光寺「向ノ岡」方面。連光寺の「向ノ岡」は万延元年(1860)に山桜が植えられ、以来、桜の名所として知られていました。明治21年(1888)には「桜馬場」と呼ばれる草競馬場も作られ、毎年三月に連光寺の春日神社の祭礼として草競馬が行われていました。
 手前側に写るのは乞田川と合流したばかりの大栗川。この写真に写るマンションは、三条実美の別邸「対鷗荘」が移築されていた場所で、現在は「対鷗荘前」バス停に名前を残しています。
 マンションの建設と同時に、長らく「対鷗荘跡」として存在していたこの場所の一部は、「対鷗台公園」として整備されました。公園内には、かつて周辺に置かれていた石碑や石仏が配置されています。

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