上之根大通りの今昔・Ⅰ-②(昭和61年(1986))

資料ID26
年月日1986/03/23
撮影地多摩市,豊ヶ丘
撮影者半田友英氏
解説上之根大通りの新旧比較写真です(ID25~28)。昭和60年にはまだ小さかった植栽の「モミジバフウ」は、現在は大きく成長し、初夏と紅葉の季節に人々の目を楽しませています。昭和61年(1986)3月23日撮影。
 昭和61年3月には大雪が降り、この頃、多摩ニュータウンにくらし始めたばかりの方の中には「東京でこんなに雪が降るのか」と驚いた方もいたそうです。
 多摩地域を含む東京では、2月に最も雪が降りやすく、真冬よりも春先に大雪が降りやすいと言われています。統計が残っている明治9年(1876)以降、最も雪が深く積もったのは明治16年(1883)2月8日のことで、この時は46cm(観測場所:皇居)という記録が残っています。多摩では旧連光寺村の名主家の日記に「今曉ヨリ雪大ニ降、午后漸止、平地凡弐尺積 大工休通行留候ニ付村民雪掃」と約60cmの雪が積もったという記録されています。

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