Copyright (c) OKAYAMA ORIENT MUSEUM

/3

釉下藍彩兔文鉢

ふりがなゆうからんさいうさぎもんはち
管理番号陶367-2811
地域イラン
時代セルジューク朝時代
年代13-14世紀
素材複合陶土
大きさ径 12.0 cm
解説華やかな色彩と多彩なデザインで知られるイスラーム陶器は低い焼成温度で作られたため、壊れやすい。9世紀以降、いわゆる海のシルクロードによって運ばれた中国製陶磁器は、その堅牢さで人気を集めた。本作の端正な器形と、外側面にコバルトブルーで描かれた連弁文様は、龍泉窯青磁の鎬連弁を写したものである。
圏線で区画されたミコミ中央には、黒緑で兎と植物を線画、兎は紺に彩色されている。外側は3単位の紺色条線を放射状に配置し、その隙間に黒緑の絣文様が施されている。ミコミの条線文も中国陶磁の鎬文を意識したものかもしれない。
分類陶器
キーワード青 あお, 紺 こん, 白 しろ
かわいい, たのしい, あざやか
西アジア, イラン, イラン中部, カーシャーン
イスラーム時代, イスラーム時代中期, セルジューク朝
粘土, 陶器, 複合陶土
容器, 鉢・碗, 台・足付容器, 台
生き物, 四足動物, ウサギ, 植物, 花, 葉・蔓草, 文様, 縞
資料ID3497

PageTop