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釉下藍彩兔文鉢

ふりがなゆうからんさいうさぎもんはち
管理番号陶367-2811
地域イラン
時代
年代13-14世紀
素材陶器
大きさ
解説華やかな色彩と多彩なデザインで知られるイスラーム陶器は低い焼成温度で作られたため、壊れやすい。9世紀以降、いわゆる海のシルクロードによって運ばれた中国製陶磁器は、その堅牢さで人気を集めた。本作の端正な器形と、外側面にコバルトブルーで描かれた連弁文様は、龍泉窯青磁の鎬連弁を写したものである。
圏線で区画されたミコミ中央には、黒緑で兎と植物を線画、兎は紺に彩色されている。外側は3単位の紺色条線を放射状に配置し、その隙間に黒緑の絣文様が施されている。ミコミの条線文も中国陶磁の鎬文を意識したものかもしれない。
分類陶器
キーワード白 しろ、紺 こん
ちいさい、こまかい、かわいい
西アジア、イラン、カシャーン
粘土、陶器、複合陶土
容器、鉢・碗、容器、台・足付容器、台
生き物、四足動物、ウサギ、植物、葉・蔓草、文様、縞

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