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釉下刻線文台付鉢

ふりがなゆうかこくせんもんだいつきはち
管理番号陶366-2808
地域キプロス
時代ビザンティン時代
年代13-14世紀
素材陶器
大きさ径 12.0 cm
解説アナトリアを中心に勢力を誇ったビザンツ帝国末期、多彩釉陶器がシリアを中心に東地中海一帯に広まった。これらは、赤みの強い胎土に容器の内面と外面上半部に白化粧土をかけ、刻線で幾何学文様や動植物、人物文様を刻み、緑や褐色の色釉を流しかけたもので、いわゆるイスラーム三彩との技術的類似点を見いだすことができる。本作のように、高い高台を持つ独特の深鉢はキプロス島の所産と考えられる。ミコミには十字文と植物文、外面には中央に貼付ロゼット文をもつギローシュ(縄絡)文を刻み、褐釉をちらしている。
分類陶器
キーワード白 しろ, 茶 ちゃ, 黄 き
ちいさい, さわやか
西アジア, キプロス
ローマ・ビザンティン時代, ビザンティン時代
粘土, 陶器
容器, 鉢・碗, 台・足付容器, 高台
文様, 幾何学, 植物, 花, ロゼット
資料ID3494

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