Copyright (c) OKAYAMA ORIENT MUSEUM

/6

釉下刻線文台付鉢

ふりがなゆうかこくせんもんだいつきはち
管理番号陶366-2808
地域キプロス
時代
年代13-14世紀
素材陶器
大きさ
解説アナトリアを中心に勢力を誇ったビザンツ帝国末期、多彩釉陶器がシリアを中心に東地中海一帯に広まった。これらは、赤みの強い胎土に容器の内面と外面上半部に白化粧土をかけ、刻線で幾何学文様や動植物、人物文様を刻み、緑や褐色の色釉を流しかけたもので、いわゆるイスラーム三彩との技術的類似点を見いだすことができる。本作のように、高い高台を持つ独特の深鉢はキプロス島の所産と考えられる。ミコミには十字文と植物文、外面には中央に貼付ロゼット文をもつギローシュ(縄絡)文を刻み、褐釉をちらしている。
分類陶器
キーワード白 しろ、茶 ちゃ、黄 き
ちいさい
西アジア、キプロス
粘土、陶器、粘土、土器
容器、鉢・碗、容器、台・足付容器、高台
文様、幾何学、植物、花、ロゼット、植物

PageTop