Copyright (c) OKAYAMA ORIENT MUSEUM
/3
白盛上花鳥文鉢
| ふりがな | しろもりあげかちょうもんはち |
|---|---|
| 管理番号 | 陶355-2785 |
| 地域 | イラン |
| 時代 | イル・ハン朝時代 |
| 年代 | 14世紀 |
| 素材 | 複合陶土 |
| 大きさ | 径 20.5 cm |
| 解説 | 透明釉の下に、白土を盛り上げて文様を立体的に表し、細部を黒い線で描いた釉下彩画技法の鉢。こうした白土盛り上げの技法はイランのスルタナバード地方で盛行したと言われている。ミコミには5単位の飛鳥が配され、その隙間に草花文が充填されている。外面には龍泉窯青磁の影響と見られる、蓮弁文が描かれれている。モンゴルに支配されたイル・ハン朝時代、中国との密接な接触から、宮殿のタイルに龍や鳳凰の文様がほどこされた。本作の飛鳥文はそうした時代背景を感じさせる一方、飛鳥と草花という文様構成からは、ペルシア世界の楽園のイメージが反映されているようだ。 |
| 分類 | 陶器 |
| キーワード | 緑 みどり, 紺 こん, 黒 くろ, 白 しろ にぎやか, こまかい, はなやか 西アジア, イラン, イラン中部, スルタナバード イスラーム時代, イスラーム時代中期, イル・ハン朝 粘土, 陶器, 複合陶土 容器, 鉢・碗, 台・足付容器, 台 生き物, 鳥, 鳳凰 植物, 花, 睡蓮(ロータス), 葉・蔓草 |
| 資料ID | 3471 |
