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釉下花文皿

ふりがなゆうかはなもんさら
管理番号陶353-2780
地域ヨーロッパ?
時代
年代19世紀
素材陶器
大きさ
解説オスマン朝の宮廷図案家の関与が指摘されるイズニク陶器は、華麗なデザインと鮮やかな色彩で知られている。しかし、製作期間が16世紀中の数十年と非常に短く、残存する作例はそれほど多くはない。17世紀以降、その伝統はキュタフヤなどトルコの別の窯場に引き継がれ、今日に至る。イズニク陶器はヨーロッパでも大変好まれため、19世紀頃には多数の「イズニク風陶器」がヨーロッパ各地の窯で焼造されていたことが知られている。ミコミにカーネーションとチューリップを装飾的に描く「イズニク風」の本作は、トルコのキュタフヤ窯とも考えられるが、釉薬や胎土などを見るとヨーロッパで製作された可能性が高いようだ。
分類陶器
キーワード白 しろ、緑 みどり、赤 あか
やさしい、じょうひん
ヨーロッパ
粘土、陶器、粘土、土器
容器、皿
植物、花、植物、花、チューリップ

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