写真提供先:沖縄観光コンベンションビューロー

重詰(重箱)料理

大分類4章 おたのしみとおもてなし
中分類記録の中の食事
解説主に法事や盆、清明祭に仏壇やお墓への供え物として用いられます。これらの諸行事にはなくてはならない重要なものです。
並べ方などには地域や門中ごとのならわしがあります。首里や那覇では清明祭の重箱は4段で一組とし、2箱には料理、2箱に餅を詰めます(各一組の場合をカタシーといいます)。盆や法事に作られるものは豚肉、天ぷら、豆腐、煮しめなどの料理が2段1組、また餅のみ2段1組で用意されます。
重箱に詰める料理は豚三枚肉、コンブ、カマボコ、天ぷら、タイモ、揚げ豆腐、ゴボウなどが用いられます。
重箱の中を区切り、中央の列に豚三枚肉、昆布、カマボコを盛り、残りのスペースににいろいろな品を盛ります。全体で7品、9品と奇数の品をモザイクのように隙間なくぎっしりと詰めますが、盛り付け方は各家庭でも異なります。
重箱料理のことをウサンミともいいますが、由来には諸説あります。

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