写真提供先:(一財)沖縄美ら島財団

キビ

名称かなきび
方言名マージン
大分類2章 食べてきたもの
中分類食材(穀類)
解説アジア原産とされていますが多説があります。イネ科の一年生植物であり、穀類の一種で、日本では五穀の一つにあげられます。草丈は約1mに達し、茎の先端に約20cmの穂ができます。実が熟すると垂れ下がります。イネと同じようにウルチ(粳)とモチ(糯)の系統があり、粳キビと糯キビがあります。沖縄県内では波照間島や渡名喜島等の離島でモチキビが栽培されていて、かつてはコメとまぜて炊いたり、粥にしたり、餅の材料にしたりしていました。昔はキミ、チミと呼ばれていたらしく、トーナチン(モロコシ)と区別するために「マージン」と呼んだようです。

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